ナシグンバイ Stephanitis nashii の産卵、あるいはそれらしき行動はこれまでに何度か見ているのですが、葉をつまんでレンズを近づけるとすぐに中止してしまうので、満足に撮影出来たためしがありません。今回も一部始終とは行きませんでしたが、確かに産卵行動と思える場面を撮ることができました。
2021年8月11日水曜日
サクラの葉裏に産卵するナシグンバイ
2021年8月10日火曜日
クロオビカサハラハムシ
サクラの葉を見上げながら歩いていて見つけました。クロオビカサハラハムシ Demotina fasciata だと思います。一通り撮影した後、そっと葉をちぎって腹面も撮ろうとしたのですが、そのまま地面に落下して見失いました。体長は約3.8mmです。
2021年8月9日月曜日
ツボワムシ
いつもの公園の池でツボワムシが大量に発生していました。
このツボワムシ Brachionus calyciflorus には被甲の形、特に棘状突起の位置や形の異なるいくつかの変種乃至品種が存在しますが、今回採集したものはほとんどが被甲後部の側面から1対の突起(側突起、後方側刺)が伸びているタイプです。ただその突起の長さや形には個体によってかなりばらつきがあり、手元の図鑑に掲載されている中のどの型に一致するのかはよく分かりません。以前、同じ公園の別の池でやはり大量に発生しているのを採集した際は、ほとんどがこの側突起(後方側刺)の無い型でした。
2021年8月7日土曜日
2021年8月5日木曜日
ミドリグンバイウンカ
トウネズミモチの葉裏にたくさん貼りついていたミドリグンバイウンカ Kallitaxilla sinica です。頭端から翅端まで約6.8mm。ごく普通に見かける種ですが、美しい虫です。
(2021.07.26・明石公園)
2021年8月2日月曜日
スグリゾウムシ
普通種で見かけも冴えないスグリゾウムシ Pseudocneorhinus bifasciatus ですが、以前のブログも含めて多分初登場だったと思います。保育社の甲虫図鑑によれば、♀だけで単為生殖しているそうですが、男女群島の女島と中国には♂もいるとのこと。あらためて調べてみるまで知りませんでした。
2021年8月1日日曜日
アミメアリの引っ越し
トウネズミモチの幹を上っていくアミメアリの引っ越し行列を見つけました。地面から続く行列で、卵や幼虫や蛹が次々と運ばれて行きます。猛暑のせいかアリたちの歩くスピードもひときわ増しているようで、ピントが合うかどうかもほとんど運まかせの撮影ですが、久しぶりなので小一時間ほど粘ってシャッターを切り続けました。
お尻に幼虫をくっつけて運ぶ人も。
新しい巣は地上1メートルちょっとの高さに開いた洞に造られていました。