ツバキの幹の脇に小さな網を張っていたコガネグモ類の幼体です。この場所で見かけるのはほとんどコガタコガネグモ Argiope minuta ばかりなので多分その幼体だと思いますが、別の種かも知れません。体長約5mm。申し訳程度の隠れ帯を付けています。
2022年4月16日土曜日
2022年4月15日金曜日
ツリガネムシ(Vorticella sp.)の囲口部
ツリガネムシ(Vorticella)の一種です。囲口部を取り巻く繊毛列を真上から狙ってみました。同様の画像は以前のブログにも出していますが、今回は普段生体の観察にはあまり使ってない100X油浸対物で撮ったのでより細部が捉えられたと思います。
1枚目から3枚目にかけてピント面を奥へ移動させていて、3枚目では咽頭やソーセージ状の大核が見えます。繊毛列はより大型のカンパネルラ(Campanella)に比べると単純です。
2022年4月14日木曜日
ヘリグロホソハマキモドキ(深度合成)
昨日の記事の写真とは別個体ですが、ヘリグロホソハマキモドキ Glyphipterix nigromarginata を一匹採集してスタック撮影しました。冷凍庫から取り出してそのままの姿ですが、下手にいじるとボロボロになることは目に見えているので展翅展脚は最初からあきらめています。鱗粉がきれいなので各部のアップを撮りましたが、頭部は撮影中に触角が動いてしまったのでボツになりました。
2022年4月13日水曜日
ヘリグロホソハマキモドキ
草むらを歩いていると足元から小さな蛾が次々に飛び出してくるので、しばししゃがみ込んで探してみると、みなこのヘリグロホソハマキモドキ Glyphipterix nigromarginata でした。珍しいものでもありませんが、よく見ると翅の銀色の帯がなかなか綺麗な蛾です。
2022年4月11日月曜日
クシヒゲニセクビボソムシ ♂(深度合成)
昨年の秋と同じ場所で、クシヒゲニセクビボソムシ Picemelinus flabellicornis を再び見つけました。今度はヤツデの葉裏で、しかも♂が2匹。撮影しようとすると歩きだしたので、取り落とさないうちにと2匹とも捕えて帰り、深度合成撮影しました。1、3、4枚目が同一個体、2枚目だけ別個体です。
2022年4月10日日曜日
オナガコマユバチ亜科 Spathius sp.
頭上のトウネズミモチの葉裏に小型のハチがとまっているのを見つけ、撮影しようと枝を引き寄せると、こんな姿勢になってしまいました。
海外サイトの標本画像などと絵合わせをしてみると、オナガコマユバチ亜科の Spathius 属で間違いなさそうです。
2022年4月9日土曜日
カシノナガキクイムシを釣り上げる(?)ヨコヅナサシガメ幼虫
ヨコヅナサシガメ Agriosphodrus dohrni もこのあたりではここ数年数の減ってきた虫の一つですが、その幼虫がコナラの幹で何かを捕まえていました。