大きなシュロの葉を裏がえしてみると、おなじみのニッポンオナガコバチやキモグリバエ、トガリキジラミ類に交じってこの白い小さな蛾がいました。モンギンホソキバガ Thyrsostoma pylartis です。後脚を上げて止まる姿勢が独特で、翅端まで6mmちょっと。珍しい種でもないのでしょうが、過去に数回しか撮っていないと思います。過去に出した記事も、調べてみると2011年12月の一度きりでした。
2025年2月2日日曜日
2025年2月1日土曜日
タイワンツヤカスミカメ
ケヤキの樹皮下から出てきた、タイワンツヤカスミカメ Deraeocoris apicatus です。このカスミカメは旧ブログで2011年にはじめて掲載していて、その時は斑紋に違いがあるもののカワヤナギツヤカスミカメ D. claspericapilatus かな、としていたのですが、その後、acleris さんの記事で10年ぶりに正体が判明しました。近年侵入してきた台湾原産の外来種だそうです。3年前の冬にも記事を出していますが、このあたりではすでに普通種で、この冬も樹皮下などで何度も見かけました。
寝床を追い出されてしばらくケヤキの幹を歩いていましたが、やがて立ち止まり前脚で触角の手入れを始めました。
2025年1月31日金曜日
チマダラヒメヨコバイ
2025年1月29日水曜日
カオマダラクサカゲロウ
いつものように葉っぱの裏を見上げて歩いていたら、この寒いのに葉の上で風に吹かれている人がいました。クサカゲロウの仲間は一見どれも同じように見えますが、顔の黒紋を見るとカオマダラクサカゲロウ Mallada desjardinsi です。普通種で、何度も撮っている気がしますが、調べてみると以前のブログで一度出しただけでした。撮影倍率から計算すると体長は約11mm、翅端まで約16mmです。
2025年1月18日土曜日
まだ頑張っているジョロウグモ
トウネズミモチの枝で寒風に耐えていたジョロウグモです。毎年この時期に街なかの街路樹や公園でときどき見かける光景ですが、真冬にこんなに大きくて派手な色をしたクモが生きているのが意外に思われるのか、SNSなどでもよく登場しているようです。腹部は大きく張りがあってまだ産卵が終わっていないようにも見えますが、どうなんでしょうか。いずれにしても春が来るまで生き永らえることはないだろうと思うと、ちょっと可哀そうですね。
2025年1月17日金曜日
蛾の若齢幼虫2種
一か月も前の写真ですが、まだ葉の上で頑張っていた小さなイモムシたちです。
2025年1月12日日曜日
越冬中のシベリアカタアリ
林の中にアラカシの枯れ枝が落ちていて、剝がれかけた樹皮の下にいかにも何か隠れていそうな気がしたのでめくってみると、びっしりとアリが集まっていました。この公園内でも主に樹木の多い区域でよく見られるシベリアカタアリ Dolichoderus sibiricus です。





























