トウネズミモチの枝で寒風に耐えていたジョロウグモです。毎年この時期に街なかの街路樹や公園でときどき見かける光景ですが、真冬にこんなに大きくて派手な色をしたクモが生きているのが意外に思われるのか、SNSなどでもよく登場しているようです。腹部は大きく張りがあってまだ産卵が終わっていないようにも見えますが、どうなんでしょうか。いずれにしても春が来るまで生き永らえることはないだろうと思うと、ちょっと可哀そうですね。
2025年1月18日土曜日
2025年1月17日金曜日
蛾の若齢幼虫2種
一か月も前の写真ですが、まだ葉の上で頑張っていた小さなイモムシたちです。
最初はイヌビワの葉裏で主脈に乗っていたきれいな緑色の幼虫です。体長10mmほど。いろいろ探してみるとイチジクキンウワバ Chrysodeixis eriosoma に似ているようですが、若齢幼虫の画像は少ないので、他にも候補があるかもしれません。この種であれば食草はかなり多食性のようなので、和名のイチジクに近縁のイヌビワについていても矛盾はないと思います。
(2024.12.18・明石公園)
2025年1月12日日曜日
越冬中のシベリアカタアリ
林の中にアラカシの枯れ枝が落ちていて、剝がれかけた樹皮の下にいかにも何か隠れていそうな気がしたのでめくってみると、びっしりとアリが集まっていました。この公園内でも主に樹木の多い区域でよく見られるシベリアカタアリ Dolichoderus sibiricus です。
多数の働きアリの中に、ひと回り大きな女王が見えます。
腹部の黄白色の紋は、そこだけ外殻の色が薄くて内臓が透けて見えているのだそうです。
(2024.125.24・明石公園)
2025年1月9日木曜日
カモドキサシガメの幼虫
2025年1月8日水曜日
樹幹のチャタテ
おなじみの顔ぶれですが、年末に木の幹で見られたチャタテムシです。
まず、イダテンチャタテ Idatenopsocus orientalis 。その名の通り逃げ足の速いチャタテで、真冬の寒さの中でもなかなかじっとしていてくれません。下向きに静止するのもこの種の特徴です。
(2024.12.24・明石公園)
2025年1月7日火曜日
ヨツモンホソチャタテ ♂・♀・幼虫
トベラの葉を捲っていると、ヨツモンホソチャタテ Graphopsocus cruciatus が何匹も見つかりました。
葉裏に縦横に糸を張ってその下に潜んでいます。腹部が小さいので♂でしょう。翅端まで4.1mmほどですが、体長はその半分の約2.1mmです。正面から。
幼虫もいました。やはり糸を張っています。体長は1.8と2.1mmくらいです。
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