ケヤキの幹の、五百円玉くらいの大きさの樹皮を剥がしてみると、こんな幼虫が出てきました。
体長は4mmくらいですが、お尻の先に妙なものをくっつけているように見えます。
頭部を見ると甲虫らしいので保育社の原色日本甲虫図鑑の第1巻で探してみると、よく似たものが出ていました。ハナノミダマシの一種 Scraptia sp.とあります。属はともかくとして、同じハナノミダマシ科 Scraptiidae の一種であることは間違いなさそうです。
体長は4mmくらいですが、お尻の先に妙なものをくっつけているように見えます。
頭部を見ると甲虫らしいので保育社の原色日本甲虫図鑑の第1巻で探してみると、よく似たものが出ていました。ハナノミダマシの一種 Scraptia sp.とあります。属はともかくとして、同じハナノミダマシ科 Scraptiidae の一種であることは間違いなさそうです。
その線でネットを検索してみると、害虫屋の雑記帳(ブログ人の保存版)で取り上げられているのが見つかりました。その記事へコメントが寄せた方がポーランドの研究者による論文を紹介されていて、そこにはこの幼虫が外的な刺激に応じてその「尾」を自切し、またその後再生もするということが書かれているそうです。
(2020.01.21・明石公園)