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2026年10月18日日曜日

ツチイナゴの幼虫とツユムシ

 前回の記事と同じ日、同じ場所です。

影の主は?

ツチイナゴの幼虫。

これは簡単ですね。

ツユムシでした。

(2026.10.10・明石公園)


2026年10月16日金曜日

オナガササキリ♀

 先日♂を撮影してから二日後、同じ場所で見つけたオナガササキリの♀です。前回は♂ばかりで♀は1匹も見かけなかったのに、この日は少し探すと何匹も出てきました。

ジュズダマの葉で。触角の長さは♂と同じくらいありそうです。

体長は約23mm、産卵管を含めると50mmほどで、和名通りの長い産卵管です。余談ですが、本種についてネット情報を探していると、体長を“25~52mm”としているサイトが複数(たとえば某大学とか某博物館)出てきました。産卵管抜きと産卵管込みの寸法が混同されているようです。たまたま手元にあった保育社の原色日本昆虫図鑑の下巻(昭和52年の全改訂新版)を見るとやはり“体長25~52mm”と説明されているので、おそらくそのあたりが出どころでしょう。ネットで調べ物をしていると、ときどきこんな発見があります。

近くにいた別の♀です。先日の♂と同じようにジュズダマの花を食べていました。

(2026.10.10・明石公園)


2026年10月13日火曜日

オナガササキリ♂

 撮影時にはササキリだと思っていたのですが、写真を見てちょっと違うことに気づきました。オナガササキリ Conocephalus exemptus の♂です。浅い池の周りに密生したジュズダマの間にいました。

盛んに翅を震わせて鳴いていることは分かるのですが、悲しいことに老人の耳にはほとんど聞こえません。

こちらが気になるのか時々鳴くのを止めて移動し、すぐにまた鳴きはじめます。体長は約20mm、翅端まで約22mmです。

ひと休みしてジュズダマの花(?)を食べています。

直翅目に詳しい虫仲間が、触角も含めた全体像を必ず撮っておく、と言うのを聞いて以来、自分でもそれを心掛けています。細くて長い触角がどこまで伸びているのか、ファインダーではなかなか確認できませんが、なかば目分量で撮った写真になんとか先端まで写っていました。片方は切れて短くなっていますが、長い方は体長の4倍くらいあります。因みに、ネット上の画像で触角の先まで写っているものはあまり見当たりません。まあ、限られたサイズの画像で全部入れると本体が小さくなり過ぎるということもありますが。

撮影中ふと気がつくと、すぐ近くに他の♂が2匹来ていました。ライバルの鳴き声に寄ってくるんでしょうか。これはそのうちの1匹ですが、触角がどちらも途中で切れています。

最初の♂が鳴いているところを、スマホで短い動画を撮ってみました。

風のせいで画面が揺れて見苦しいのはご勘弁ください。ボリュームを上げると、鳴き声が聞こえるような聞こえないような…。

(2026.10.08・明石公園)

2026年10月11日日曜日

サトクダマキモドキ♀

 いつも見ているヒメクダマキモドキにしては大きいな、と思ったらヒメではなくサトクダマキモドキ Holochlora japonica の♀でした。この公園で見かけるのはほとんどヒメの方で、本種もいるとは聞いていましたが撮影したのは多分これが初めてです。とは言ってもこの仲間には普段からあまり注意を払っていないので、特に少ないわけでもないのかも知れません。
浅い池のヒメガマの葉の間をゆっくり移動中でしたが、岸から離れているのでカメラを持った腕を一杯に伸ばして何枚か撮るうちに段々遠ざかってしまいました。体長は産卵管の先までで36mm、翅端まで60mmくらいです。



ヒメクダマキモドキ Phaulula macilenta と比べると、体が大きいわりに産卵管は小ぶりです。多分、産卵場所も違うんでしょうね。


(2026.10.08・明石公園)

2026年9月15日火曜日

アオマツムシの隠れ家

 一面瘤だらけのヤブニッケイの葉の下から、長い触角が伸びています。

葉の瘤はニッケイトガリキジラミの寄生によるものですが、触角の主は?

アオマツムシでした。先日♀の幼虫を出したばかりですが、これは♂の成虫です。日中はこんなところに隠れているんですね。背中のあたりに白い糸も見えるので、やはりこの場所も元はクモかイモムシ・毛虫の隠れ家だったのかも知れません。

(2026.09.12・明石公園)


2026年9月13日日曜日

ツユムシとアズチグモ

 幼木のクワの葉から、ツユムシがぶら下がっていました。

交尾器を見ると♂です。普通種のツユムシ Phaneroptera falcata ですが、最近はこんな虫まであまり見かけなくなってしまいました。

先日登場したばかりですが、今回もアズチグモの仕業でした。獲物の喉元をしっかり咥えています。

自分よりはるかに重い獲物を、こんな姿勢でよく落とさずに支えていられるものだと感心しました。

(2026.09.12・明石公園)


2026年9月9日水曜日

ハネナガイナゴ

 バッタが続きますが、これはハネナガイナゴ Oxya japonica だと思います。昨日のショウリョウバッタと同じ場所で、やはりジュズダマの葉を食べていました。翅が腹端を超えているのでハネナガイナゴとしましたが、通常は翅の短いコバネイナゴ O. yezoensis にも長翅型が出現して、それとの区別が少々難しいようです。♂の交尾器や♀の腹面を見れば分かるとのことですが、側面の写真だけでは無理でしょう。ただコバネの長翅型はそれほど多くないそうなので、とりあえずハネナガイナゴとしておきます。

腹端を見ると♂のようです。体長は約27mmです。

(2026.09.05・明石公園)


2026年9月8日火曜日

もう一度ショウリョウバッタ

 ショウリョウバッタはつい先日出したばかりですが、ジュズダマの葉をせっせと食べている♀がいました。

さすがに体が大きいだけあって、みるみる葉が減っていきます。と思いながら見ていたら、突然ファインダーから消えました。

周囲を探すと、すぐ隣の葉で♂が背中に乗って交尾していました。



(2026.09.05・明石公園)



2026年9月5日土曜日

ショウリョウバッタモドキ

 いつもの公園で、虫仲間数人と草むらを歩いているとショウリョウバッタモドキ Gonista bicolor があちこちから飛び出してきました。過去にこのバッタを見たのは数回だけで、この公園では初めてです。ここでも見かけるという話は聞いていましたが、結構たくさんいるのに驚きました。


これは体長約45mmで、♀と思われます。背中の赤いのは個体変異で、雌雄の別は関係が無いようです。

こちらは体長約30mmで、体のわりに触角が長いので♂だと思います。

(2026.08.29・明石公園)

2026年8月24日月曜日

アオマツムシの幼虫

 サクラの枝の、もとはおそらく蛾の幼虫かクモの隠れ家だったと思われますが、糸で丸められた葉の中にアオマツムシ Truljalia hibinonis の幼虫が隠れていました。ちょうど先日出したカネタタキの幼虫と同じような状況です。揺れる枝を片手で支えて撮影していると、長い触角を体の下にたくし込んでしまいました。


白い糸が邪魔になって分かりにくいのですが、翅芽の伸び具合を見るとおそらく終齢でしょう。また尾毛の間から産卵管らしきものが覗いているので、♀と思われます。以前撮影した若齢幼虫はこちらに、鳴いている♀はこちらに出しています。

(2026.08.18・明石公園)


2026年8月13日木曜日

ショウリョウバッタ♀

 連日の猛暑で虫たちもみんなどこかに隠れてしまったようないつもの公園ですが、この人たちには暑さもこたえないのか、草むらを歩くと次々と飛び出してきました。

いくつもある色模様の型のうち、このタイプが一番好きです。

(2026.08.08・明石公園)

2026年8月7日金曜日

カネタタキの幼虫

 センダンの葉が丸まっているのをそっと開いてみると、カネタタキの幼虫が隠れていました。成虫も木の葉が重なり合ってできた隙間などに潜んでいることが多いのですが、この幼虫はクモかイモムシの空き家に入りこんでいたようです。体長は約5.6mmです。




(2026.07.30・明石公園)


2026年5月28日木曜日

ヤブキリの脱皮

 いつもの公園を虫仲間数人で散策中、ヤブキリが脱皮中、と呼ばれて見に行きました。

何とか間に合いましたが、ほぼ最終段階です。

間もなく出てきたのは♀でした。体長25mmくらいです。この後脱皮殻を食べ始めましたがそれは撮っていません。

(2026.05.16・明石公園)


2026年1月16日金曜日

クビキリギスとホソヘリカメムシ

足元 一面に散らばったアオギリの大きな枯葉を片っ端からひろげてまわって、出てきた一番の大物はこのクビキリギスでした。ホソヘリカメムシはおまけです。



(2026.01.12・舞子墓園)

2025年10月5日日曜日

クビキリギス・緑色型と褐色型

 最近見た、緑色型と褐色型のクビキリギス Euconocephalus thunbergi です。
本種ではこの二色の他に赤色の成虫も稀に出現するそうですが、まだ見たことがありません。また♀の褐色型も珍しいということですが、下の写真の個体はやはり♂でした。

これは翅の下に産卵管が見えるので♀ですね。

触角が細くて長いのでファインダーでは確認しづらく、うっかりすると画面からはみ出してしまいます。

(2025.09.20/30・明石公園)


2025年10月1日水曜日

羽化したばかりのオンブバッタ

 羽化したばかりで、まだ翅の伸びきっていないオンブバッタです。一緒に散策していた、いつもの虫仲間が見つけたのを撮らせてもらいました。すでに日も高くなっていましたが、ちょっと寝坊したのかも知れません。こんな無防備な姿で、人間より怖い生き物に見つからなければいいのですが。



(2025.09.20・明石公園)

2025年9月19日金曜日

オンブバッタ・♂の争い

 クワの葉に乗っていたオンブバッタのペアです。

後方から別の♂が近づいてきます。

♀の上に乗ってきました。

しばし睨みあい?

やがて先着♂に追い落とされましたが、遠くには行きません。

先着♂は後脚を振り上げたり、

体を激しく振動させたりしていましたが、最後に♀が♂を背負ったままぴょんと跳ねて、この場面は終了しました。

(2025.09.15・明石公園)


2024年3月18日月曜日

クロヒバリモドキ 成虫と幼虫

 南に面した石垣のたもとを歩いていると、足元の枯草の中からたくさんのコモリグモが逃げ出してきて、石の面を上っていきます。それに混じって、このクロヒバリモドキ Trigonidium cicindeloides の成虫や幼虫の姿もありました。
実は2、3年前までこの虫の名前も、この公園にいることも知らなかったのですが、直翅目大好きの虫仲間から教えられて初めて存在を知ったという次第です。♂が鳴かないコオロギの仲間で、同じく鳴かない、よく似た同属のキアシヒバリモドキ T. japonicumとは前・中脚の脛節が黒くなることで区別できるようです。

これは♂成虫です。翅に発音器がないので産卵管が無いことを除けば一見♀と見分けがつきません。

これが♀。

同じ個体です。

♀幼虫。

♂幼虫。

上と同じ個体。

やや若齢の♂幼虫。


(2024.03.14)