雨上がり、苔むしたサクラの幹を小さな赤い虫が何匹も歩いていました。アカイボトビムシ属の一種(Lobella sp.)です。普段こういうむき出しの場所ではあまり見ないのですが、この天気のおかげで樹皮の隙間や苔の間から出てきたんでしょう。1~3枚目と4~6枚目は別個体で、体長は2mm前後。ぬいぐるみにすると売れそうな可愛い虫です。
(2023.07.02・明石公園)
雨上がり、苔むしたサクラの幹を小さな赤い虫が何匹も歩いていました。アカイボトビムシ属の一種(Lobella sp.)です。普段こういうむき出しの場所ではあまり見ないのですが、この天気のおかげで樹皮の隙間や苔の間から出てきたんでしょう。1~3枚目と4~6枚目は別個体で、体長は2mm前後。ぬいぐるみにすると売れそうな可愛い虫です。
土留めの丸太の上にいた、比較的大型のトビムシ2種。どちらもトゲトビムシ科 Tomoceridae だと思います。
手前はピンクがかった鱗におおわれていて、体長約5mm。触角も体長と同じくらいの長さがあります。ギシギシの葉の上のアオオビハエトリ Siler cupreus 。
前回の記事のハネカクシと同じ伐採木の樹皮下にたくさんいたツチトビムシ科 Isotomidae の一種です。体長は最大で1mmくらいですが、それで成虫なのかどうか分かりません。以下、撮影倍率はすべて同じです。
落ち葉をひっくり返したりしているとよく見つかる、お尻の両側に白い紋のあるマルトビムシです。濡れ落ち葉の裏にいました。側面から撮れなかったので体長は分かりませんが、画面長辺が約1.4mmです。
先日のクモスケダニの記事にもちょっと顔を出しましたが、伐採木の樹皮の下に小さなマルトビムシが沢山いました。多分すべて同じ種なんだろうと思いますが、 大きな個体で体長0.6mmくらい、一番小さなものでは0.3mmにとどきません。小さな個体はおそらく幼虫だと思います。