クズにつくマルカメムシの幼虫たちです。
6月初めに探した時には体長2mm以下の若齢幼虫ばかりでしたが、約一か月後に同じ場所を訪れるとほとんどが終齢個体でした。若齢のうちはほとんど蔓というか、茎の部分で吸汁していますが、終齢幼虫は葉の方を好むようです。カメムシの仲間では、幼虫が終齢くらいになると翅が無いこと以外はかなり成虫に似てくるものですが、マルカメムシの幼虫からは一見甲虫のような成虫の姿はなかなか想像がつきません。孵化したばかりの1齢幼虫はこちらに出しています。
2026年7月31日金曜日
マルカメムシの幼虫
2026年7月29日水曜日
トサカグンバイ(深度合成)
私の好きな小さな虫の中でもグンバイムシ類はとりわけ面白い姿をしていて、これで体長が1cmもあればさぞ見事だろうといつも思っています。これまでに何種かを深度合成で撮影していましたが、このトサカグンバイ Stephanitis takeyai はまだちゃんと撮っていなかったので、寄主のネジキの多い場所を訪れた機会に成虫を何匹か採集して帰りました。この仲間としては大型で、ステンドガラスのような翅が光の当たり具合によって虹色に輝く美しい虫です。
まず♀です。これまでに掲載したグンバイムシの深度合成画像は、ヘクソカズラグンバイ、プラタナスグンバイ、アワダチソウグンバイ、ヤナギグンバイの4種です。
2026年7月28日火曜日
ムシクソハムシの幼虫
サクラの葉の裏に、ムシクソハムシの幼虫巣(糞ケース)がついていました。と言ってもこれだけ見てムシクソハムシと断定はできませんが、この公園でこれに似た糞ケースを作るのは(知る限りでは)ツツジコブハムシだけで、そっちの方はツツジ類を専門に食べるのに対してムシクソの方は広食性でサクラにもつくそうなので、これはムシクソハムシと考えて間違いないでしょう。
昨年も同じものを出しているのですが、今回は巣の周囲に葉の表皮を齧り取った跡が見えます。食事の様子を撮れないかとしばらく追いかけてみましたが、幼虫はひょこひょこ歩くし葉が柔らかくて不安定でなかなかピントが合わず、あまりうまく撮れませんでした。
2026年7月27日月曜日
テングイラガ類の幼虫
赤い毛虫がサクラの葉を食べていました。以前は単に“テングイラガの幼虫”で良かったのですが、そのテングイラガは10年ほど前に3種(クロフテングイラガ、キマダラテングイラガ、ウスイロテングイラガ)に分けられました。しかしネット上を探しても幼虫の見分け方が見つからないので、“テングイラガ類(Microleon sp.)”としておきます。毒針に触れないように恐る恐る葉をつまんで撮りました。体長は約9mmです。これよりやや小さくて緑色の幼虫はこちら、更に若齢の幼虫はこちらに出していますが、上に書いた理由で同種かどうかは分かりません。
2026年7月26日日曜日
ヒロオビジョウカイモドキの交尾
ヒロオビジョウカイモドキ Intybia histrio は広葉樹の葉裏を見上げて歩いているとときどき見つかる、このあたりではわりあい普通の甲虫ですが、交尾中の様子は初めて見ました。過去に♀♂が向かい合って触角をくっつけあう求愛行動(?)を何度か見たことがありますが(こちらやこちら)、このペアもやはり同じような手続きを経て交尾に至ったのでしょうか。♂の触角は独特の構造をしていて、おそらく♀を交尾に誘う機能があるのだろうと想像してしまいますが、実際にどうなのかは知りません。
2026年7月25日土曜日
羽化直後のクモガタテントウ
サクラの葉の裏で羽化したばかりのクモガタテントウ Psyllobora vigintimaculata が脱皮殻に乗っていました。主にウドンコ病菌を食べる菌食のテントウで、クワやエノキ、シンジュなどでよく見つかりますがサクラではあまり見かけない気がします。北米からやってきた外来種ですが、このあたりではずいぶん以前から普通に見られます。
2026年7月23日木曜日
クロオオアリを捕えたアオオビハエトリ
アベマキの幹で、アオオビハエトリがクロオオアリを捕えていました。好んでアリを獲物にするハエトリグモですが、実際の狩りの瞬間は未だ見たことがありません。アリの行列の周りを何匹もうろついていることがありますが、ハンターとしては非常に慎重というか臆病というか、たくさんの獲物を前にして攻撃に仕掛けるどころか時々行列から離れたアリが近づいてくると慌てて後退する始末です。相手も強力な捕食者なので、正面攻撃は避けて隙を見せるのを気長に待つ戦法でしょう。それがこんなに大きいアリをどうやって捕らえたのか想像がつきませんが、何枚か撮っているうちに通りかかった別のクロオオアリに驚いて獲物を落としてしまいました。




































