2026年5月18日月曜日

ナガタマムシの一種

 この手の小さくて斑紋もないナガタマムシはどれも同じように見えて困るのですが、クワの葉の上にいたのでクワナガタマムシかもしれません。「タマムシハンドブック」などの写真や説明とも特に矛盾はないように見えるのですが、他の類似種との区別点がよく確認できないので、ここでは無理をせずにナガタマムシの一種としておきます。この仲間は見つけても撮る前に逃げられる確率が高いのですが、この人は珍しくしばらくじっとしていてくれました。体長は約6.4mmです。




(2026.05.14・明石公園)


2026年5月17日日曜日

トビケラの一種

 ドクダミの葉の上に乗っていた小型のトビケラです。これといった特徴もなく、科の見当もつきません。頭端から翅端まで約6.5mmです。




(2026.05.14・明石公園)

2026年5月16日土曜日

ヒメナガニジゴミムシダマシの産卵

 伐採木の木口で産卵していたヒメナガニジゴミムシダマシ Ceropria induta です。一緒に虫探しをしていたお仲間が見つけたものを撮らせていただいたのですが、“ナガニジゴミムシダマシ”の和名が変わって現在では頭に“ヒメ”がついていることもその時教えてもらいました。ネット検索してみると元の和名もまだ多く見受けられるので、変更は比較的最近のことのようです。属名もナガニジゴミムシダマシ属で、同属他種がどれも○○ナガニジゴミムシダマシという名をつけられているので、属名と種名の混同を避けるためなのでしょうか。
それはさておき、黒っぽくて強い光沢がある上翅に光の具合によって虹色が見えたり見えなかったりするという、いつものカメラ手持ちでフラッシュ一発の横着な撮影にはとても不向きな被写体です。



(2026.04.26・三木山森林公園)

2026年5月15日金曜日

クビアカモモブトホソカミキリ

 満開のコデマリの花にいろんな虫が集まってきていて、その中にこの小型のカミキリムシも数匹混じっていました。その時には別に珍しいものとも思えずかなりいい加減に撮影した上に、そよ風で揺れていたり絞りを間違えたりで撮れたのはブレボケの写真ばかりです。ところが帰宅して調べてみると、特徴のある外見からクビアカモモブトホソカミキリ Kurarua rhopalophoroides という、かなりの稀種であることが分かりました。同属のよく似たチュウジョウクビアカモモブトホソカミキリ(手持ちの保育社の甲虫図鑑ではイリオモテクビアカモモブトホソカミキリ)K. chujoi は国内では先島諸島にしか分布しないということなので、他に酷似種がいなければこの種で間違いないでしょう。カミキリムシでは珍しい単為生殖をすることが知られ、♀しか見つかっていないそうです。




(2026.04.26・三木山森林公園)


2026年5月14日木曜日

久しぶりのトゲキジラミ

 クスノキの若木の葉裏に1匹だけとまっているトゲキジラミ Togepsylla matsumurana の成虫を見つけました。この公園では過去に成虫を2、3度見たことがあるだけですが、それらはおそらく偶然飛んできた個体で、この場所で生まれたものではないだろうと思っています。平べったい体形で、さらに翅を平らにたたむので一見キジラミには見えないキジラミです。別の場所で撮った、食草のシロダモで繁殖している様子はこちら、成虫の深度合成画像はこちらに出しています。



体長は約1.4mm、翅端まで約2.2mmです。



(2026.04.25・明石公園)


2026年5月13日水曜日

カギバアオシャクの幼虫

 いつもの虫撮り仲間から教えてもらったアラカシの枝を探すこと数分、無事カギバアオシャク Tanaorhinus reciprocatus confuciarius の幼虫を見つけることができました。アラカシの芽に擬態していると言われていますが、肝心の芽から少し離れていたせいか見つけてしまうとそれほど上手に化けているようにも見えません。葉柄の付け根にうずくまるような姿勢でとまっていましたが、枝を持って角度を変えながら撮っていると歩きはじめました。体長は30mmくらいです。成虫は緑色のきれいな蛾ですが、調べてみると以前のブログに一度だけ出していました。また見たいものです。





(2026.04.21・明石公園)


2026年5月11日月曜日

ウスグロムシヒキのペア

 歩いている足元から何かが逃げ出してすぐ近くにとまったので見に行くと、2匹のムシヒキアブが重なっていました。同種のようなので最初は共食いか、と思いましたがよく見ると交尾中です。この公園ではほとんど見た覚えのない種でしたが、以前のブログを調べてみると同種と思われるものを“ウスグロムシヒキ?”(Eutolmus rufibarbis)として出していました。やはり今回と同様頭を同じ方向に向けて交尾中のペアで、この姿勢はこの種の特徴なのかも知れません。
しょっちゅう干上がる浅い池の近くの砂の多い草地でしたが、近くを探すと別のペアも見つかり、腹端を地面か枯葉につけて産卵しているように見える♀もいました。長い間見ていなかった種が一度にたくさん見つかるというのも不思議なものです。出現時期がよほど短いのかと思えば、以前に撮影したのは7月の中旬だったのでそうでもなさそうです。






これは近くにいた別のペアです。

(2026.04.25・明石公園)