アラカシの葉の裏でじっとしていたクサカゲロウ類の幼虫です。背中にカムフラージュのゴミを背負っていない裸の姿ですが、スズキクサカゲロウの幼虫のようにそれが常態なのかどうかは分かりません。体長は大あごをのぞいて約6mmです。
頭部腹面。
アミメカゲロウ目の幼虫では、大顎と小顎が合体して管を作り、これを獲物に突き刺して体液を吸う吸うという仕組みになっているそうです。
アラカシの葉の裏でじっとしていたクサカゲロウ類の幼虫です。背中にカムフラージュのゴミを背負っていない裸の姿ですが、スズキクサカゲロウの幼虫のようにそれが常態なのかどうかは分かりません。体長は大あごをのぞいて約6mmです。
ヘクソカズラグンバイ、プラタナスグンバイに続いて同じく外来種のアワダチソウグンバイ Corythucha marmorata をスタック撮影しました。プラタナスグンバイと同じ属で外形もよく似ていますが、こちらの方は翅がほとんど不透明で色もくすんでいて、この仲間の中では今一つ精彩に欠けるようです。
アワダチソウグンバイ、ヘクソカズラグンバイとともに近年我が国に侵入してきた外来グンバイムシの一つ、プラタナスグンバイ Corythucha ciliata です。原産地は北米で、日本での最初の報告は2001年だそうですが、いつもの虫探しコースにプラタナスの樹がほとんどないこともあって、2015年になるまで見たことがありませんでした。深度合成画像は3年前にも出していますが、それから機材や撮り方も少し変えたので撮りなおしてみました。
ヘクソカズラグンバイ Dulinius conchatus の深度合成画像は以前のブログでも一度出していますが、十数年ぶりに撮りなおしました。前回はこういう撮影を始めたばかりだったので、それに比べると少しは出来が良くなったと思います。
ヤブガラシグンバイ Cysteochila consueta はその名の通りヤブガラシに寄生するグンバイムシですが、寄主植物がいたるところではびこっているわりに、個体数はあまり多くないようです。いつもの公園でも、最近の樹木の大量伐採の跡地に人が通れないほどこの蔓植物に埋めつくされた場所があったのですが、そこでせっせと葉を裏返しても見つかったのは幼虫が数匹だけでした。