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2026年7月17日金曜日

ギンシャチホコ若齢幼虫

 アラカシの葉裏にくっついていた幼虫です。シャチホコガ類の幼虫、とまでは分かるのですがさて何シャチホコだったかと考えていると、同行の虫仲間がギンシャチホコだろうと教えてくれました。若齢ですが、背中に並んだ角のような突起が立派です。過去の記事を調べると、ほぼ同齢と思われる、ただし寄生バチの犠牲になった幼虫を出していました。以前のブログには終齢幼虫も載せていました。何度名前を調べてもその時限りですぐに忘れてしまうのは困ったものです。


(2026.07.12・三木山森林公園)

2026年7月15日水曜日

クロスズメ+おまけ

 アカマツの幹にとまっていたスズメガです。同行の虫仲間が見つけたものを撮らせてもらったのですが、色も模様も見事に樹皮に同化していて、目の前で指差して教えられても何を見ているのか認識するまでしばらく視線がさまよいました。調べてみるとこれはクロスズメ Sphinx caliginea で、幼虫はやはりマツ科の植物を食べるそうです。翅の傷みが全くない新鮮な個体で、この日羽化したばかりだったのかも知れません。
帰宅後パソコンで画像を見て、蛾の腹部背面に2匹のヌカカがとまっていることに初めて気がつきました。体液を吸っているのでしょう。種名も分かりませんが腹部がきれいな緑色をしていて、その場で気づいていればぜひアップで撮りたかったのにと、注意力のなさが悔やまれます。


1枚目の切部分拡大です。すでにたっぷり吸ったのかはち切れそうなお腹をしています。きれいな緑色は蛾の体液でしょうか。

(2026.07.12・三木山森林公園)


2026年6月13日土曜日

キマダラセセリ

 普段うろついている街中の公園では、セセリチョウと言うとイチモンジセセリチャバネセセリがほとんどですが、この日は珍しくキマダラセセリ Potanthus flavus が来ていました。先の2種に比べると明るい色彩で飛んでいてもよく目立ちます。





(2026.06.11・明石公園)

2026年6月12日金曜日

シバツトガ

 公園の芝生広場に植えられたマツの球果に乗っていました。シバツトガ Parapediasia teterella だと思います。名前通り幼虫は芝生の害虫で、おかげで大変地味な虫にもかかわらずネット検索すると大量の記事が出てきます。前翅長約8mmです。



(2026.06.06・明石公園)

2026年6月7日日曜日

カシワマイマイの幼虫

 アベマキの幹を上っていた毛虫を、軽く息を吹きかけて止めました。体長30mmほどのカシワマイマイの幼虫です。終齢では巨大な毛虫になるのですが、これで3齢か4齢くらいでしょうか。世の中に毛虫の好きな人は多くないと思いますが、細部をじっくり見るとその構造の複雑さに驚かされます。動きを止めている間に、各部のアップを撮っておきました。







(2026.05.24・明石公園)


2026年6月3日水曜日

繭を紡ぐマイマイガの幼虫

 ササの葉の裏で繭を紡ぎはじめたマイマイガの幼虫です。見つけた時はしきりに頭を動かしていましたが、場所が地上に近くて近づきにくく、邪魔な葉をかき分けたりしていると動きを止めて固まってしまいました。






(2026.05.24・明石公園)

2026年5月13日水曜日

カギバアオシャクの幼虫

 いつもの虫撮り仲間から教えてもらったアラカシの枝を探すこと数分、無事カギバアオシャク Tanaorhinus reciprocatus confuciarius の幼虫を見つけることができました。アラカシの芽に擬態していると言われていますが、肝心の芽から少し離れていたせいか見つけてしまうとそれほど上手に化けているようにも見えません。葉柄の付け根にうずくまるような姿勢でとまっていましたが、枝を持って角度を変えながら撮っていると歩きはじめました。体長は30mmくらいです。成虫は緑色のきれいな蛾ですが、調べてみると以前のブログに一度だけ出していました。また見たいものです。





(2026.04.21・明石公園)


2026年4月13日月曜日

口輪をつけた(?)蛾の幼虫

 名前は分かりませんが、アラカシの新葉の裏にいた鱗翅目幼虫です。


体長は6mmほどですが、頭が異様に小さく見えます。

ところがよく見ると小さな頭と見えたものは前回の脱皮の際の頭部の脱皮殻で、それが外れずマスクのように顔面に被さったままになっているようです。


脱皮殻の中に大顎が透けて見えます。こういう頭部の脱皮殻を頭や背中にくっつけて歩き回る幼虫もいますが、この場合は犬の口輪のように完全に口器を覆っていて食事も出来そうにありません。これからどうするんでしょうか。

(2026.04.12・明石公園)


2026年3月30日月曜日

ヒメハマキガ亜科の一種

 お馴染みのチャタテ類でもいないかとアベマキの幹に顔を近づけてじっと見ていると、何かが動いた、と思えばこの小さな蛾でした。褐色系の模様は樹皮にうまく溶け込んで、動かなければまず気づくことはなかったでしょう。カメラを用意するのに一度目を離したら、すぐそこにいるのになかなか見つからなかったくらいです。
頭の先から翅の先まで9mmくらいで、ハマキガ科ヒメハマキガ亜科までは間違いないと思いますが、種名が分かりません。翅の傷みがほとんどなく模様も鮮明なので調べやすそうに思えたのですが、あちこち当たってみても一致する種が見つかりませんでした。




触角の付け根や下唇鬚に、青や緑のきれいな鱗粉がわずかに混じっています。



(2026.03.28・明石公園)


2026年3月29日日曜日

キタキチョウ

 草刈りの後に伸びてきて花をつけたヒメオドリコソウに、越冬明けでちょっと翅の傷んだキタキチョウが来ていました。

普通種ですが、ココログ時代も含めて初登場だと思います。

(2026.03.28・明石公園)

2026年3月24日火曜日

キタテハ・ムラサキシジミ・ルリタテハ

 越冬明けのチョウ3種。普通種ばかりです。


キタテハ。南向きの石垣の裾の、日当たりの良い一角を何匹も飛び回っていました。

上と同じ個体です。


ムラサキシジミ。石の上にとまりお日様に向かって翅を拡げましたが、その翅を正面から撮ろうとするとこちらの影が邪魔をします。青い鱗粉が輝いて遠目にはとてもきれいですが、よく見ると翅はかなり傷んでいました。

ルリシジミ。待っていても翅を拡げてくれないので横から撮りました。裏側は蛾のようななかなか渋い色模様です。

(2026.03.17,24・明石公園)


2026年1月25日日曜日

ウスアトベリキバガ

 これはキバガ科のウスアトベリキバガ Hypatima spathota だと思います。やはりアオギリの落ち葉の中から出てきました。一見枯れ枝か藁の切れ端のような姿で、これが茶色い枯葉の上に乗っているとなおさら虫には見えません。
頭部に生えた毛の先から翅端まで約10mm、前翅長はこの姿勢でははっきりしませんが7.5mmくらいでしょうか。幼虫はハゼノキなどのウルシ科につくそうです。







頭上に反り返った下唇髭に大きな複眼、中国の龍か西洋のドラゴンを思わせる風貌です。

(2026.01.12・舞子墓園)




2026年1月22日木曜日

卵の抜け殻(イラガ類)

 カクレミノの葉の裏になにやら真珠色に光るものが見えたのでルーペで確認すると、卵の抜け殻でした。イラガの仲間のものだと思います。以前のブログによく似た、まだ孵化前のものをヒロヘリアオイラガ?の卵塊として出していますが、そちらも同じウコギ科のヤツデについていたので同種かも知れません。中身が抜けてぺしゃんこですが、ただの抜け殻と思えないほどきれいなので撮っておきました。卵殻1個の大きさは長径1mmくらいです。





(2026.01.12・舞子墓園)