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2026年8月19日水曜日

アオスジアゲハのペア

 ぼんやり歩いていて交尾中のアオスジアゲハを驚かせてしまいました。

逃げて行った先でとまったのが地面近くに垂れた枝の間で、仕方なくそっと枝を持ち上げて撮ったのですが、画面に自分の指が入っているのに気づきませんでした。

(2026.08.12・明石公園)


2026年8月12日水曜日

センダンの葉の絵描き虫

 センダンの葉を見上げていると、強い日差しに「絵描き虫」のトンネルと、その終点にいる幼虫が透けて見えました。こういう食痕を残す虫としてはまずハモグリバエを考えましたが、幼虫の形を見ると双翅目ではなさそうです。ネット情報ではセンダン葉につく潜葉虫にはセンダンコハモグリ Phyllocnistis selenopa (ホソガ科・コハモグリガ亜科)という蛾の幼虫があるそうですが、成虫幼虫とも画像が見あたりません。しかし同属にミカンコハモグリ(ミカンハモグリガ)P. citrella というのがいて、そちらの方は柑橘類の重要害虫というだけあって画像が沢山出てくるのですが、今回撮影したものは食痕や幼虫の形がそれによく似ています。おそらく同じコハモグリガの仲間で、ひょっとしたらこれがセンダンコハモグリの幼虫ではないかと思っています。因みに、コハモグリガの成虫はこんな蛾です。


白っぽく見えるトンネルの真ん中を走る黒い線は、幼虫の糞だそうです。



はじめの2枚は透過光で、最後の1枚だけ普通に反射光で撮っています。

(2026.07.30・明石公園)



2026年8月10日月曜日

オオシマカラスヨトウ

 古いサクラの幹の、めくれ上がった樹皮の陰を覗き込もうとすると、大きな蛾が飛び出してきました。オオシマカラスヨトウ Amphipyra monolitha です。以前のブログには2度載せていますが(2010,2012)、どちらも今回と同じように、懐中電灯の光に驚いて木の洞から飛び出してきたものでした。その時には夜行性なので昼間は休んでいるのだろうと思っていたのですが、明石の蛾達のYAMKENさんに教えていただいたところでは、この種は盛夏の時期には夏眠状態にあるので、日が暮れると活動を始めるという訳でもないそうです。



(2026.07.30・明石公園)


2026年7月27日月曜日

テングイラガ類の幼虫

 赤い毛虫がサクラの葉を食べていました。以前は単に“テングイラガの幼虫”で良かったのですが、そのテングイラガは10年ほど前に3種(クロフテングイラガ、キマダラテングイラガ、ウスイロテングイラガ)に分けられました。しかしネット上を探しても幼虫の見分け方が見つからないので、“テングイラガ類(Microleon sp.)”としておきます。毒針に触れないように恐る恐る葉をつまんで撮りました。体長は約9mmです。これよりやや小さくて緑色の幼虫はこちら、更に若齢の幼虫はこちらに出していますが、上に書いた理由で同種かどうかは分かりません。



撮影のために葉をつまんで裏返してもせっせと食事を続けていました。





(2026.07.14・明石公園)


2026年7月17日金曜日

ギンシャチホコ若齢幼虫

 アラカシの葉裏にくっついていた幼虫です。シャチホコガ類の幼虫、とまでは分かるのですがさて何シャチホコだったかと考えていると、同行の虫仲間がギンシャチホコだろうと教えてくれました。若齢ですが、背中に並んだ角のような突起が立派です。過去の記事を調べると、ほぼ同齢と思われる、ただし寄生バチの犠牲になった幼虫を出していました。以前のブログには終齢幼虫も載せていました。何度名前を調べてもその時限りですぐに忘れてしまうのは困ったものです。


(2026.07.12・三木山森林公園)

2026年7月15日水曜日

クロスズメ+おまけ

 アカマツの幹にとまっていたスズメガです。同行の虫仲間が見つけたものを撮らせてもらったのですが、色も模様も見事に樹皮に同化していて、目の前で指差して教えられても何を見ているのか認識するまでしばらく視線がさまよいました。調べてみるとこれはクロスズメ Sphinx caliginea で、幼虫はやはりマツ科の植物を食べるそうです。翅の傷みが全くない新鮮な個体で、この日羽化したばかりだったのかも知れません。
帰宅後パソコンで画像を見て、蛾の腹部背面に2匹のヌカカがとまっていることに初めて気がつきました。体液を吸っているのでしょう。種名も分かりませんが腹部がきれいな緑色をしていて、その場で気づいていればぜひアップで撮りたかったのにと、注意力のなさが悔やまれます。


1枚目の切部分拡大です。すでにたっぷり吸ったのかはち切れそうなお腹をしています。きれいな緑色は蛾の体液でしょうか。

(2026.07.12・三木山森林公園)


2026年6月13日土曜日

キマダラセセリ

 普段うろついている街中の公園では、セセリチョウと言うとイチモンジセセリチャバネセセリがほとんどですが、この日は珍しくキマダラセセリ Potanthus flavus が来ていました。先の2種に比べると明るい色彩で飛んでいてもよく目立ちます。





(2026.06.11・明石公園)

2026年6月12日金曜日

シバツトガ

 公園の芝生広場に植えられたマツの球果に乗っていました。シバツトガ Parapediasia teterella だと思います。名前通り幼虫は芝生の害虫で、おかげで大変地味な虫にもかかわらずネット検索すると大量の記事が出てきます。前翅長約8mmです。



(2026.06.06・明石公園)

2026年6月7日日曜日

カシワマイマイの幼虫

 アベマキの幹を上っていた毛虫を、軽く息を吹きかけて止めました。体長30mmほどのカシワマイマイの幼虫です。終齢では巨大な毛虫になるのですが、これで3齢か4齢くらいでしょうか。世の中に毛虫の好きな人は多くないと思いますが、細部をじっくり見るとその構造の複雑さに驚かされます。動きを止めている間に、各部のアップを撮っておきました。







(2026.05.24・明石公園)


2026年6月3日水曜日

繭を紡ぐマイマイガの幼虫

 ササの葉の裏で繭を紡ぎはじめたマイマイガの幼虫です。見つけた時はしきりに頭を動かしていましたが、場所が地上に近くて近づきにくく、邪魔な葉をかき分けたりしていると動きを止めて固まってしまいました。






(2026.05.24・明石公園)

2026年5月13日水曜日

カギバアオシャクの幼虫

 いつもの虫撮り仲間から教えてもらったアラカシの枝を探すこと数分、無事カギバアオシャク Tanaorhinus reciprocatus confuciarius の幼虫を見つけることができました。アラカシの芽に擬態していると言われていますが、肝心の芽から少し離れていたせいか見つけてしまうとそれほど上手に化けているようにも見えません。葉柄の付け根にうずくまるような姿勢でとまっていましたが、枝を持って角度を変えながら撮っていると歩きはじめました。体長は30mmくらいです。成虫は緑色のきれいな蛾ですが、調べてみると以前のブログに一度だけ出していました。また見たいものです。





(2026.04.21・明石公園)


2026年4月13日月曜日

口輪をつけた(?)蛾の幼虫

 名前は分かりませんが、アラカシの新葉の裏にいた鱗翅目幼虫です。


体長は6mmほどですが、頭が異様に小さく見えます。

ところがよく見ると小さな頭と見えたものは前回の脱皮の際の頭部の脱皮殻で、それが外れずマスクのように顔面に被さったままになっているようです。


脱皮殻の中に大顎が透けて見えます。こういう頭部の脱皮殻を頭や背中にくっつけて歩き回る幼虫もいますが、この場合は犬の口輪のように完全に口器を覆っていて食事も出来そうにありません。これからどうするんでしょうか。

(2026.04.12・明石公園)


2026年3月30日月曜日

ヒメハマキガ亜科の一種

 お馴染みのチャタテ類でもいないかとアベマキの幹に顔を近づけてじっと見ていると、何かが動いた、と思えばこの小さな蛾でした。褐色系の模様は樹皮にうまく溶け込んで、動かなければまず気づくことはなかったでしょう。カメラを用意するのに一度目を離したら、すぐそこにいるのになかなか見つからなかったくらいです。
頭の先から翅の先まで9mmくらいで、ハマキガ科ヒメハマキガ亜科までは間違いないと思いますが、種名が分かりません。翅の傷みがほとんどなく模様も鮮明なので調べやすそうに思えたのですが、あちこち当たってみても一致する種が見つかりませんでした。




触角の付け根や下唇鬚に、青や緑のきれいな鱗粉がわずかに混じっています。



(2026.03.28・明石公園)


2026年3月29日日曜日

キタキチョウ

 草刈りの後に伸びてきて花をつけたヒメオドリコソウに、越冬明けでちょっと翅の傷んだキタキチョウが来ていました。

普通種ですが、ココログ時代も含めて初登場だと思います。

(2026.03.28・明石公園)

2026年3月24日火曜日

キタテハ・ムラサキシジミ・ルリタテハ

 越冬明けのチョウ3種。普通種ばかりです。


キタテハ。南向きの石垣の裾の、日当たりの良い一角を何匹も飛び回っていました。

上と同じ個体です。


ムラサキシジミ。石の上にとまりお日様に向かって翅を拡げましたが、その翅を正面から撮ろうとするとこちらの影が邪魔をします。青い鱗粉が輝いて遠目にはとてもきれいですが、よく見ると翅はかなり傷んでいました。

ルリシジミ。待っていても翅を拡げてくれないので横から撮りました。裏側は蛾のようななかなか渋い色模様です。

(2026.03.17,24・明石公園)