このところまた更新を怠けていて、2週間以上前に撮ったものを今頃出しています。先日のウラギンシジミの幼虫の時と同じ虫仲間に、今度はルリシジミの幼虫の居場所を教えてもらいました。
2025年10月25日土曜日
ルリシジミの幼虫
2025年10月21日火曜日
オオスカシバの幼虫たち
クチナシにオオスカシバの幼虫が沢山集まっている、との情報をいつもの虫仲間からいただいて、早速見に行きました。なるほど、お尻から角を生やした大小のイモムシがせっせと葉を齧っています。大きいものでは体長60mmを超えていて、おそらく終齢でしょう。一番小さいのが20mmくらいでしたが、見つけられなかっただけでもっと小さいのもいたかも知れません。オオスカシバの幼虫には褐色型も出現するそうですが、私の穴だらけの記憶ではこれまで見た覚えがありません。この日もすべて緑色型でした。
20mmくらいの若齢幼虫。体のわりに尾角は立派です。2025年10月16日木曜日
イチモンジセセリ・求愛行動?
2匹のイチモンジセセリが追いかけっこをしていました。
片方が葉にとまるともう片方も同じ葉に飛んできて、するとはじめの1匹は即座に近くの別の葉に飛び移り、2匹目が後を追う、ということを繰り返しています。そのうちそれにも飽きたのか、逃げ回っていた♀(多分)が動きを止め、そのすぐ後ろに♂(多分)が頭を♀の翅にくっつけるようにしてとまりました。♂は一瞬翅をはばたかせて♀に突進するような動作を何度も繰り返しますが、♀の反応はありません。結局♀にその気がなかったのか、やがて2匹ともどこかへ飛んでいってしまいました。
2025年10月14日火曜日
ウラギンシジミの幼虫
1か月近くの前の撮影ですが、クズの花についていたウラギンシジミの幼虫です。これも、いつもの虫仲間が見つけたものを撮らせてもらいました。色合いが見事にクズの花に同化していて、こんな場所にこんなものがいると分かった上で探すのでなければちょっと見つけられそうにありません。体長は約20mmで、終齢だと思います。
ピンボケで写っているアリはシベリアカタアリです。2025年10月6日月曜日
2025年9月27日土曜日
クチバスズメの幼虫
アラカシの葉に、大きなイモムシがぶら下がっていました。一見してスズメガ類であることは分かりますが、何スズメか見当がつきません。そこで詳しい虫仲間に写真を見てもらうと、アラカシであればクチバスズメ Marumba sperchius だろうと。その通りでした。体長は85mmほどもあって、おそらく終齢と思われます。せっかくなので各部アップで撮らせてもらいました。体表は小さな突起で覆われていますが、地肌は透明感のあるきれいな緑色で、とても滑らかそうに見えます。
2025年9月25日木曜日
寄生されたモンクロギンシャチホコの幼虫
頭上のサクラの葉で見つけたモンクロギンシャチホコ Wilemanus bidentatus の若齢幼虫です。近づいて見ると、可哀そうなことにたくさんの寄生者にとりつかれていました。おそらく先日の記事と同じ、ヒメコバチ科の Euplectrus 属だと思います。
2025年9月4日木曜日
寄生を受けた蛾の卵とナガコバチ科の一種
先日、蛾の卵に産卵しているタマゴコバチを撮影したネズミモチのすぐ近くのトウネズミモチで、こんな卵を見つけました。
2025年9月1日月曜日
2025年8月29日金曜日
蛾の卵に産卵するタマゴコバチ科の一種
ネズミモチの葉の上にきれいな緑色の卵が乗っていました。虫の卵と見れば寄生バチが来ていないか探してみるのが習慣になっているので、今回もルーペを近づけてみると、いました。小さな黄色いハチが卵の周囲を歩き回っています。
卵は高さが1.5mm、長径2mmくらいの楕円体です。この場所ではシモフリスズメの幼虫を何度か見ているので、大きさを見ても同種の可能性が高いでしょう。ハチは体長約0.6mm、タマゴコバチ科(タマゴヤドリコバチ科) Trichogrammatidae で間違いないと思います。ネット上ではよく似たハチの画像がキイロタマゴバチ Trichogramma dendrolimi として多く見られますが、なにぶん微小な種なので生態写真での同定は無理でしょう。
ハチはときどき立ち止まっては腹端を卵につけるという動作をくりかえしながら歩き回っていましたが、やがて葉面に近い場所に目標を定めたようで、産卵を始めました。
タマゴコバチ類の産卵行動を見るのは初めてですが、寄主の卵から羽化して出てくる場面は何度か見たことがあります(こちらやこちら)。

















































