9月下旬に見た際には場所が高すぎてうまく撮影できなかったヒラアシキバチの産卵場面ですが、その5日後に同じエノキを訪れると、来ていたのは前回と同じく1匹だけですが、どうにか撮れる場所で産卵をしていました。
やはりかなり高い位置で、カメラを頭上に持ち上げ背面モニタを見ながらオートフォーカス頼みの撮影です。
まだ穿孔をはじめたばかりのようで、腹部を左右に捩るように動かす様子がいかにも苦し気です。
この段階ではカメラなど全く眼中に無いんでしょうね。
足場が悪く盛んにブレていますが、動画も撮ってみました。
穿孔中の産卵管を見ると、結構複雑な動きをしていることが分かります。付着した木屑の動きからすると、産卵管が1本の管ではなくいくつかの部品を束ねたような構造になっていて、それぞれの部品が互いに滑るように前後運動をしているようです。
一体どんな構造になっているんだろうと思いちょっと検索してみると、こんな記事が見つかりました。
よく理解できませんが、ハチの産卵管の構造を医療機器に応用できないかというような話のようです。
(2019.10.01・明石公園)
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