先日のマスダアラカシタマバチ単性世代の産卵を見てから十日あまり後、それらのハチが出たと思われる多数の脱出口の開いた枝(カシエダフクレズイフシ)に小さなカタビロコバチが来ていました。2匹の♂が、枝に開いた穴から顔を出した♀の脱出を待っているようです。おそらくSycophila 属の一種で、キイロカタビロコバチ S. variegata かも知れません。
カタビロコバチ科では多くの種が虫こぶを作る昆虫に寄生、あるいは同居することが知られていて、以前のブログでも何度か、この仲間が虫こぶなどに産卵する様子を掲載しています(2012.10.15,2012.10.23,2013.08.24,2016.10.22,2017.06.02)。
おそらくこのカタビロコバチもマスダアラカシタマバチの寄生者、または同居者なのではないかと思います。是非♀の誕生の瞬間を見たいと思い長い間待っていたのですが、ちょっと目を離したすきに穴から出てきて♂とともに消えてしまいました。
カタビロコバチ科では多くの種が虫こぶを作る昆虫に寄生、あるいは同居することが知られていて、以前のブログでも何度か、この仲間が虫こぶなどに産卵する様子を掲載しています(2012.10.15,2012.10.23,2013.08.24,2016.10.22,2017.06.02)。
おそらくこのカタビロコバチもマスダアラカシタマバチの寄生者、または同居者なのではないかと思います。是非♀の誕生の瞬間を見たいと思い長い間待っていたのですが、ちょっと目を離したすきに穴から出てきて♂とともに消えてしまいました。
2匹の♂はこういう状況で見ない限り同種とは思えないほど体色が違います。やはりこの種もニッポンオナガコバチ♂のように、大型になるほど黒色部が広くなる傾向があるんでしょうか。
こちらのような場面を期待したのですが、今回は叶いませんでした。
(2020.05.14・明石公園)
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