昨年出したものと同じ場所で採集したミドリムシです。格好もよく似ていますが今回の方がやや大きく、細胞内の葉緑体やパラミロン粒などの粒子の様子もかなり違うので別種ではないかと思います。
動画です。
何度見てもこの鞭毛の動きは不思議です。一般的には遊泳器官と説明されていて、多くの鞭毛虫にはそれが当てはまると思いますが、このタイプのミドリムシの場合たいして推進力を生みだしているようには見えないし、同じ場所に留まってユーグレナ運動をしている最中にも鞭毛は忙しく動いています。またこの鞭毛を失った個体を見かけることがありますが、仲間と変わりなくゆっくりと泳いでいます。何か他の説明は無いんでしょうか。
(2021.06.11・神戸市西区の水田にて採集)
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