これは以前のブログでコエラストルムの一種(Coelastrum sp.)として掲載したものと多分同じもので、淡水微生物図鑑(2010)に掲載されている Coelastrum reticulata に該当すると思っていました。しかしプランクトンハンドブック(2018)ではこれと同じタイプのものがハリオティナ属 Hariotina とされていて、「隣接する細胞は細胞壁の棒状突起で結合している」とあります。ネット情報を当たってみると、元々 Hariotina reticulata として記載されていたものがその後 Coelastrum 属に移され、最近になって再び Hariotina 属に戻されたようです。今回は16カットを深度合成してみました。
(2021.05.25・神戸市西区の水田にて採集)
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