プランクトン採集が目的で掬ってきた池の水をシャーレに入れて実体顕微鏡で覗いていると、時々水面を滑るように動く小さな虫が目にとまりました。池などで水を採集すると水面にいる微小なトビムシ類が入ってくることは多いのですが、よく見るとこれはカメムシ類です。体長約0.7mmと0.6mm足らずの大小2匹がいました。調べてみるとカタビロアメンボ科 Veliidae のようで、この仲間は成虫でも体長が2mm以下のものが多いそうです。種名は分かりません。
まず大きい方から。
水面にお尻を着けて脚の手入れをしています。
背景で虹のように見えるのはシャーレの縁です。
口吻のお手入れも。
やはりしきりに各部のお手入れに励んでいました。
(2021.09.15・明石公園の池にて採集)
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