アキノノゲシの葉裏についていたタイワンヒゲナガアブラムシ Uroleucon formosanum です。
体長約2.5mmの有翅成虫です。
中央の有翅幼虫は体長約2.4mm。
これは無翅胎生雌だと思います。体長約2.8mm。
ちょっと気になったのは隣の葉についていたこのマミーです。
すでに寄生者が出た後のようですが、よく見かけるものと違ってアブラムシの外殻の下に繭のようなものが見えます。調べてみると
そらさんのところでよく似たものが紹介されていました。その記事へのezo-aphidさんのコメントによると、「アブラバチ科のPraon属は、蛹化になる際にアブラムシから脱出して、腹下にテント型のマユを作ります。」ということです。そらさんの記事では寄主はタイワンヒゲナガアブラムシと同属のアワダチソウアブラムシ(セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ)なので、おそらくこのマミーも Praon属によるものと思われます。
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