ヨコヅナサシガメ Agriosphodrus dohrni もこのあたりではここ数年数の減ってきた虫の一つですが、その幼虫がコナラの幹で何かを捕まえていました。
獲物はカシノナガキクイムシ Platypus quercivorus です。
しかしそのキクイムシの方は、探してもすでに獲物になったものしか見つかりません。
カシノナガキクイムシが材からの脱出を始めるのは普通6月頃、早くても5月とされていて、4月の初めに成虫が外をうろついていることはなさそうです。おそらくこのヨコヅナサシガメの幼虫たちは、まだ孔の中にいる脱出前の成虫を狙って狩りをしているのでしょう。画像を拡大して調べると、キクイムシは♀♂ともに犠牲になっていました。
(2022.04.06・舞子墓園)
0 件のコメント:
コメントを投稿