ツバキの幹にとまっていたキノコバエの一種です。この仲間は以前のココログにいろいろ出しているのでその中から探してみると、こちらの深度合成画像が出てきました。翅脈や翅の斑紋、脚や胸部・腹部の色もよく一致するので、おそらく同種でしょう。当時MNDの翅脈図を参照して Mycetophila か Epicypta 属あたりと見当をつけていましたが、今回あらためて海外サイトの標本画像などと比較してみると、当時のezo-aphidさんのお見立て通り Mycetophila の方が正解のようです。
体長約3.7mm。体のわりに立派な脚、特に巨大な基節が目立ちます。
翅の中央やや前よりと後端近くに黒紋が見えますが、海外サイトの画像を見ると Mycetophila 属の多くに同様の斑紋があるようです。
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