2023年5月10日水曜日

Scymnomorphus属の一種(テントウムシ科・ツヤテントウムシ亜科)(改題)

* 2024.11.03・タイトル変更 *

当初科の見当もつかず「所属不明の微小甲虫」として 出していたのですが、K.さんより、ムクゲチビテントウなどの属する Scymnomorphus 属の一種だろうとのコメントをいただきました。テントウムシ科で、手元の甲虫図鑑にも2種ばかり掲載されているのですが、この仲間とは気づきませんでした。K.さんに感謝して、タイトルを修正しました。

昨日の記事のハレヤヒメテントウを追いかけている時に、こんな小さいのを見つけました。


長い毛の生えた体長1mmちょっとの甲虫ですがですが、位置が悪く顔も見えません。せめて科レベルくらいまでは調べたいと思い、1匹採集しました。

持ち帰ってスタック撮影。長い毛が規則正しく並んでいます。

ガラス板の上に転がしただけで撮影しているので、腹面像はかなり傾いています。冷凍殺虫してそのままの状態で、せめて隠れた触角を引っぱり出せればいいのですが、このサイズの標本をどう扱ってよいものか分からず、そのまま撮りました。
ともかくもこの写真をもとに甲虫図鑑やネット情報を色々調べてみたのですが、科の見当もつきません。そのうち何か分かることもあるかと期待して、所属不明で出しておきます。

(2023.04.28・明石公園)

2 件のコメント:

  1. Scymnomorphus属だと思います。ムクゲチビテントウとかの類ですね。
    触角が見えていれば、よく似たマルテントウムシダマシとの区別が付きやすいです。

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  2. K.さん、ご教示ありがとうございます。
    ネット情報もいろいろ調べてみたんですが、テントウムシ科の一員とは思いませんでした。やはり触角は必要ですね。今度見つけたら試してみます。
    タイトルを直しておきます。

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