2024年6月16日日曜日

ヨツボシオオアリの門番

 アラカシの幹の枯死した面に、ヨツボシオオアリ Camponotus quadrinotatus が巣を作っています。少なくとも2~3年前から棲みついているのですが、いくつもある巣口で大きな頭の大型ワーカー(兵アリ)が門番をしているのが面白く、しばらくその様子を撮ってみました。

あちこちに散らばっている巣口の中で、ここだけ三つの穴が間近に並んでいました。見たところタマムシが出た後の楕円形の大きな穴を、木屑で埋めて狭めたもののようです。


大きな頭はほとんどそれだけで巣口を塞いでしまい、同じ巣の仲間が出入りするときだけ奥に引っ込みます。

小型ワーカーが出てきたところ。頭の形も大きさもずいぶん異なります。


戻ってきた小型ワーカーです。

巣口の周りをうろうろする大型ワーカーもいました。

(2024.06.04,07・明石公園)

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