2020年8月18日火曜日
2020年8月17日月曜日
ボルボックスの遊泳
先日の記事の動画を撮影した5日後、今度は同じ公園の別の池でたくさんのボルボックス(Volvox sp.)が採れました。前回はまだ娘群体を持たない、小型の若い群体がほとんどでしたが、今回は内部に娘群体を持った大型の群体が多く、また赤っぽい色の受精卵を持った有性群体、それに誕生後間もないと思われる小さな群体もたくさん見られます。
この有性群体は、最初手元の図鑑やネット上でも画像が見つからず、どういう状態なのか分かりませんでした。調べてみるとボルボックスの培養株では有性群体や卵の観察は難しいということで、画像や動画が少ないのはそのせいかも知れません。
(2020.07.22・明石公園 桜堀にて採集)
2020年8月16日日曜日
産卵するナシグンバイとホソハネコバチ
先日、ホソハネコバチの一種の産卵を見てからサクラの葉裏のナシグンバイが気になります。
産卵中らしい成虫がいました。
腹端を葉面に着けています。
やはり驚かせたようで、すぐに腰を上げました。
この後、♀はその場を離れてしまいました。なんとか刺激を与えずに撮影する方法を考えないといけません。
♀が立ち去った後にホソハネコバチが1匹(実は1枚目にもピンボケで写っています)。
上の写真の一部拡大。ホソハネコバチが触角で探っている卵は、他の卵のような黒いタール状物質の覆いがありません。おそらくこちらが邪魔をした時に産卵中だった卵で、覆いが無いのはそのせいではないかと思います。
産卵を始めました。多分この後も産卵が続くのでしょうが、先日散々撮ったので今回はこれで切り上げました。
(2020.08.06・明石公園)
2020年8月15日土曜日
ヨツモンシガニセクビボソムシ(Shigaderus nakagawayui M. Saitô & Young, 2015)
これは以前のブログで8年前、ニセクビボソムシ科の一種として掲載していたもので、当時甲虫図鑑などを調べても該当する種が見つかりませんでした。その時点では未記載だったようですが、滋賀県大津市で多数の個体が採集されていて、それらの標本をもとに2015年11月に日本甲虫学会の斎藤昌弘氏によってヨツモンシガニセクビボソムシ(Shigaderus nakagawayui M. Saitô & Young, 2015)と命名・記載(新属新種)されました。
また2014年7月に採集してお送りした5頭の標本は斎藤氏により同定され、「月刊むし」No.547(2016年9月号)にヨツモンシガニセクビボソムシの追加産地(兵庫県明石市)として報告されています。
今回は数年ぶりの再会で、サクラの葉裏で静止していたものですが、数枚撮影すると動き出したのでそのまま採集して深度合成撮影に供しました。
また2014年7月に採集してお送りした5頭の標本は斎藤氏により同定され、「月刊むし」No.547(2016年9月号)にヨツモンシガニセクビボソムシの追加産地(兵庫県明石市)として報告されています。
今回は数年ぶりの再会で、サクラの葉裏で静止していたものですが、数枚撮影すると動き出したのでそのまま採集して深度合成撮影に供しました。
これまでに撮影した個体はすべてこのように広葉樹の葉裏で静止しているだけでした。夜行性なんでしょうか。体長約1.8mmです。
以下深度合成。
(2020.08.06・明石公園にて採集)
2020年8月14日金曜日
ボルボックス、フクロワムシ、他
残暑お見舞い申し上げます。
今夏はコロナ騒ぎも重なってひときわ暑さが身にこたえますが、このあたりで涼し気な(?)プランクトン遊泳画像をひとつ。
登場するのはボルボックス(若い群体ばかり)、フクロワムシ、ツボワムシ、カメノコウワムシ、豆粒のようなカラヒゲムシ、等々です。
今夏はコロナ騒ぎも重なってひときわ暑さが身にこたえますが、このあたりで涼し気な(?)プランクトン遊泳画像をひとつ。
登場するのはボルボックス(若い群体ばかり)、フクロワムシ、ツボワムシ、カメノコウワムシ、豆粒のようなカラヒゲムシ、等々です。
少しは涼を感じていただけましたでしょうか。
(2020.07.17・明石公園 剛の池にて採集)
2020年8月13日木曜日
2020年8月12日水曜日
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