2026年3月8日日曜日

ウスキケシマキムシ?

 地衣類に覆われた石垣を、マルトビムシでもいないかと思いながらじっと見ていると、上方から小さな甲虫が歩いてきました。ちょっと指を近づけ、警戒して立ちどまったところを数枚。すぐまた歩き始めて、わずかに目を離したすきに見失ってしまいました。
大きさも形も、この公園で時々見かけるヤマトケシマキムシ(?)に似ていますが、前胸背板の形がちょっと違い、触角の球桿部も細いようです。そこでその周辺をあたってみて、同じヒメマキムシ科のウスキケシマキムシ Corticaria japonica  あたりか、と見当を付けてみましたが、写真では細かい部分が確認できず、あまり自信はありません。


体長は約1.7mmです。



(2026.03.02・明石公園)


2026年3月7日土曜日

クヌギカメムシ・初齢と2齢幼虫

 クヌギカメムシの卵が孵化していました。
ここ数年来毎年産卵を確認している若いクヌギの幹です。卵塊を包むゼリー状の覆いの下から幼虫が現れる様子を撮りたくてときどき立ち寄っていたのですが、今回はタイミングを逃したようで、どの卵塊でもすでに孵化は済んでいました。

孵化して間もない1齢幼虫たちです。

緑色のゼリーは当面の食料になるもので、幼虫は孵化するとその場で口吻を差し込んで吸収を始めます。

この卵塊では一足先に孵化が終わったらしく、ゼリーはほとんど食べつくされて幼虫たちは丸々と太っています。

こちらではほとんどの幼虫が2齢への脱皮を終えていました。

脱皮途中の幼虫です。
3年前に撮った孵化はこちら、その前年秋の産卵の様子はこちらに出しています。

(2026.03.06・明石公園)

2026年3月5日木曜日

シリボソハナレメイエバエ属の一種?(?Pygophora sp.)

 ひと月も前に撮ったハエです。サザンカの花の中にいて思うような角度から撮ることが出来ず、所属調べも難しそうなので放置していたものですが、しばらく更新も出来ていないので重い腰を上げて調べてみました。まず全体の印象は以前のブログに出したホソハナレメイエバエ属の一種(イエバエ科ハナレメイエバエ亜科)に似ています。その線で調べてみると、おなじみのそらさんのところと、やはりよく参考にさせていただいている“廊下のむし”さんのところで紹介されているシリボソハナレメイエバエ属にいくつかの特徴が一致することが分かりました。花弁や葯が邪魔をして写真では確認できない部分もありますが、見える部分だけから判断するとこの属である可能性が高いと思っています。
と、ここまで書き終わった後、投稿する前にもう一度検索してみると4年前の自分の記事が見つかりました。しかも今回よりかなり詳細な写真を撮っています。自分の迂闊さが嫌になりますが、4年ぶりなのでそのまま出しておきます。

いつものようにストロボ撮影ですが、花弁からの反射光のせいで本来の体色が出ていないかも知れません。

翅にピントの合ったのも1枚。

“廊下のむし”さんの記事にもある通り、眼の奇麗なハエです。

最後にもう少し撮りやすい場所まで出てきてもらおうと葉っぱの先でそっとつついてみると、やっぱりそのまま飛んで行ってしまいました。

(2026.02.02・明石公園)