淡水では非常に繁栄しているワムシ類ですが、海産の種は少なく、いつもの海岸でネットを曳いてもたまにこのドロワムシ属の一種(Synchaeta sp.)が見つかるくらいです。
ただ同じ Synchaeta でも淡水産の種は和名に「ドロワムシ」が含まれているのに海産種ではそれが「フサワムシ」に変わっています。
脚の部分のきれいな緑色が目立ちますが、これは構造色のようで、下のように明視野照明では赤っぽく見えます。
脚の先端には一対の小さな趾が付いています。
頭部に黒っぽく見える点が眼ですが、実際には赤色です。
(2020.01.26・西舞子海岸にて採集)
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