いつもの公園の池で水を掬ってくると、12月も下旬というのにちらほらとボルボックスVolvox sp. が見つかりました。大きな娘群体を持った群体がいたので、放出する場面が見られるかも知れないと思ってしばらく観察していたのですが、ほとんど動きがありません。それならと、以前からやってみたかった深度合成撮影を試みました。動きが無いと言ってもよく見ればごくゆっくり回転しているので、あまり時間をとらないようにカメラを秒間5コマの連写モードにして適当に微動ハンドルを回しながら80カット足らず撮影しました。結果を見るとカット数はこの半分以下で間に合ったようですが、一定の速さでピントを送るのは難しいので、多い目に撮っておく方が無難でしょう。
球状のボルボックス全体にピントを合わせてしまうとかなり煩い画面になりそうなので、手前側半分だけを合成しています。
(2020.12.25・明石公園 剛の池にて採集)
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