毎年この季節になると姿を見せる大型のハエで、ヒゲナガヒロクチバエ Lamprophthalma japonica だと思います。以前のブログにも一度掲載していて、その時は参考にした「一寸のハエにも五分の大和魂・改」の画像に見られる翅の斑紋が見えないことから別種ではないかと考えたのですが、どうやら個体変異のようです。いつ見ても非常に動きの鈍いハエで、今回もとまっているイヌビワの葉をつまんで顔のアップを撮る間、逃げもせずじっとしていてくれました。体長は約11mmです。
(2021.05.26・明石公園)
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