2021年6月3日木曜日

タケスゴモリハダニ?

白い斑入りのササを見つけたので、ちょっと覗いてみました。

以前のブログでも一度掲載していますが、これはスゴモリハダニの仲間の仕業です。ネット上ではタケスゴモリハダニ Stigmaeopsis celarius に関する情報が多く、画像を見る限りよく似ていますが、スゴモリハダニ属(Stigmaeopsis)には他にもタケ・ササ類につく種があるようなので、同属の別種かも知れません。

葉を裏返してみるとダニが吐いた糸で天幕が張られていて、中がよく見えません。

反対側から光をあててみると小さなダニが歩き回っているのが見えます。

上の画像では大型の個体が顎体部を除いて体長約0.43mm、小型の個体が0.32mmです。それぞれ♀と♂ではなかと思いますが確かではありません。



あちこちに見える丸い物体が卵でしょう。直径約0.13mm。

上と同じ場所ですが、真横から照明するといかにも卵らしく写りました。

(2021.06.01・明石公園)

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