桜の木の下をいつものよう頭上を見上げながら歩いていると、産卵中のキマダラカメムシ Erthesina fullo が見つかりました。ここ数年の間にこのあたりでも最普通種になったキマダラですが、産卵を見るのは初めてです。この種の1回の産卵数は12個が標準のようですが、発見時にはすでに11個の卵が並んでいて、撮影している間に最後の1個を産みつけて立ち去ってしまいました。
この種に限らず、葉の裏などに産み付けられたカメムシ卵はコバチ類に寄生される確率がかなり高いようです。これらの卵は無事孵化できるんでしょうか。昨年撮った孵化幼虫の写真は
こちらに出しています。
(2021.06.21・明石公園)
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