例年秋のはじめ頃にカクレミノで産卵するアオモンツノカメムシ Elasmostethus nubilus ですが、この日たくさん見た卵塊はほとんどが孵化していて、すでにこのあたりでの産卵の最盛期は過ぎてしまったようです。それでも探すと産卵中の母虫が何匹か見つかりました。
1個産み終えたところです。腹端から排出された卵は粘着性のある物質で葉面に固定されるようです。
次の卵が出てきました。
1個産み付ける度にしばらくの間後脚で卵を優しく叩くような、撫でまわすような動作を続けるのは確実に葉面に据え付けるためなのでしょうが、見ていていじらしくなります。
(2021.09.10・明石公園)
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