2022年1月17日月曜日

エノキトガリキジラミ?

 カクレミノの葉裏にいたキジラミです。
尾端を見ると♀のようですが、この季節によく見るムクトガリキジラミより小型で、翅端まで約3mmです。いつものように「山陰地方のキジラミ図鑑」にあたってみると、背面の模様や触角の短いこと、出現時期などからエノキトガリキジラミ Trioza brevifrons の秋型に該当しそうですが、大きさ(全長約2.0-2.5mm)を少し上回り、「胸部の側方には不明瞭だが黒い帯」というのも見当たりません。この種には近縁な別種もいるとのことなので、一度エノキから羽化してきた個体を確認する必要がありそうです。
因みに「山陰地方のキジラミ図鑑」(ホシザキグリーン財団研究報告特別号)は以前はPDFが公開されていたのですが、現在はリンクが切れているようです。




(2022.01.15・明石公園)

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