アオミドロなどの糸状藻にたくさん付着して針山のような塊を作っている細長い珪藻です。古い図鑑で調べるとシネドラ属(Synedra)なのですが、最近その代表的な大型種(S. ulna)などがウルナリア属(Ulnaria)に移されたそうなので、どちらの名を使っていいのかよく分かりません。また和名はどちらもハリケイソウとされているようで、素人は混乱しますね。それはともかく、シャーレの中でこの珪藻の集団がキラキラ輝いているのはなかなか美しい眺めなので、なるべくその形を崩さないように水の厚みをたっぷりとって封入し、スタック撮影してみました。
暗視野の深度合成はハイライトの光芒が邪魔をしてなかなかすっきりした像になりません。
連写モードで約120カット、10秒ちょっとの撮影中にツリガネムシは結構動いていたように見えましたが、そこそこ止まって写っています。
以下はカバーガラスで押さえつけて、通常の一枚撮り(DIC)です。
(2022.03.11・明石公園の池にて採集)
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