トウネズミモチの葉裏で見つけたコバチです。ちょうど園内のクロガネモチの実からニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum の♀が羽化してくる季節なので、その♂の小型個体だろうと思っったのですが、カメラを向けてみると別種でした。背面が緑金色に輝くきれいな種ですが、オナガコバチ科 Torymidae の♂には違いなさそうです。歩き回って上手く撮れないので、逃げられないうちにフィルムケースに放り込みました。
以下、深度合成画像です。
絡み合った脚を拡げることはあきらめました。腹端から生時には見えなかった針状の器官が突き出していますが、おそらく交尾器でしょう。こちらの♂にも同様のものが見えます。
(2022.12.16・明石公園)
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