2023年9月9日土曜日

ボクトウガの幼虫

 大量の樹液を流してハナムグリやスズメバチを集めているアベマキの樹皮の割れ目から、ボクトウガ Cossus jezoensis の幼虫が顔を出していました。

いかにも肉食らしい顔つきです。

顔を出していたのも束の間、せっせと大あごを働かせて樹液でペースト状になった木屑を周りに積み上げ、すぐに見えなくなってしまいました。

これは別の日、やはり樹液を流すコナラの幹で、キョウトアオハナムグリの足元を上ってくるのを見つけました。


よりよい場所を求めて引越しでしょうか。

樹皮の隙間にもぐり込んでいきます。

間もなく完全に姿を隠してしまいそうです。

(1~2枚目/2023.08.22、3~6枚目/08.27・明石公園)


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