先日出した、クヌギハケタマフシに産卵するカタビロコバチを撮影していると、その同じ葉の上で、この Neanastaus albitarsis がやはり同じ虫こぶの上で産卵を始めました。
美しいナガコバチ科のハチですが、タマバエ類に寄生することが知られていて、過去に一度だけ見た産卵シーンもイスノキミタマバエに寄生されたと思われるイスノキの実(イスノキミコガタフシ)に対するものでした。タマバチの虫こぶに産卵しているといってもその寄生の対象が虫こぶ形成者のタマバチなのか、あるいはその寄生者や同居者なのか分かりませんが、いずれにせよ10年以上おつきあいしているこのハチの産卵を見たのはこれで2度目なので、個人的にはちょっとした収穫でした。
(2024.09.29・明石公園)
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