旧ブログで掲載したコスルニア(Cothurnia sp.)やピキシコラ(Pyxicola sp.)と同じくコップ状の殻(ロリカ)に入ったツリガネムシの仲間です。淡水微生物図鑑(月井雄二著)や原生生物情報サーバを参照してバジニコラ属 Vaginicola ではないかと思っているのですが、違っているかも知れません。
1つの殻に2個の娘細胞が収まっています。殻の底に柄があれば別の属ということになりますが、写真ではそのあたりがモヤモヤしていてよく見えません。
口部のすぐ下にある収縮胞や体軸方向に細長く伸びる大核が見えます。殻には蓋や弁は無いようです。
繊毛列は二段構えのように見えます。
動画です。
次も同じ仲間だと思いますが、細胞がやや大型で、殻が不透明です。別の属なのかも知れません。
これも2個の細胞が入っています。
やはり殻の底がはっきり見えません。
繊毛の動きが面白そうなのですが、はなかなかうまく写りません。
動画です。
(2019.06.30・明石公園 桜堀にて採集)
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