クサイチゴの花がたくさん咲いていたので見に行くと、やはりこの虫が来ていました。例年この時期この花の上で見かけるお馴染みの甲虫で、これまでキスイモドキ Byturus affinis だと考えていたものですが、あらためて調べてみると同属のズグロキスイモドキ B. atricollis の可能性もありそうです。両種の判別点の一つは前胸背板後角が前者では角ばり、後者では円いという点なのですが、下の写真ではどちらかと言えば円いという表現が合いそうに見えます。ただ角ばるとか円いとか言っても実際にどの程度の違いがあるのか、ネット上を探してもその点をはっきり確認できる画像が見つからないので、今回は Byturus sp. としておきます。
クサイチゴの花の上で交尾中。♀はせっせと花粉を食べています。
長い毛に覆われていますが、前胸背板後角は円いように見えます。
(2020.04.03・学が丘北公園)
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