これはよく見かける大型の繊毛虫で、以前トラケリウス属と思っていたものですが、よく調べるとパラディレプタス属だったようです。
象の鼻のような吻部を持ち、くるくる回転しながら活発に泳ぎます。まずその動画から。
象の鼻のような吻部を持ち、くるくる回転しながら活発に泳ぎます。まずその動画から。
次は細部を見るためにある程度カバーガラスで押さえつけて撮っています。
細胞の後端近くに数珠状に並んでいるのは大核だと思います。油滴のように見える球はやはり脂肪でしょうか。
細胞の表層近くに多数の収縮胞が並んでいます。
カバーガラスに押えられた繊毛が写っています。
これで細胞の表面にピントが合っている状態だと思いますが、この粒々は何でしょうか。
さらに内部にピントをずらすと大核が見えてきます。
動画です。
(2020.03.14・明石公園 桜堀にて採集)
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