2022年3月23日水曜日

イスノキエダイボフクロフシとヨシノミヤアブラムシ

 いつも見ているイスノキに、果実のような虫こぶができていました。以前のブログにも掲載したイスノキエダイボフクロフシだと思います。


直径約16mmで、前の記事より若い虫こぶだと思います。同じくらいの大きさのものがいくつもありましたが、一つ割ってみました。

中にはたくさんのアブラムシ。

葉を一枚ちぎって中身を空けました。ヨシノミヤアブラムシ Quadrartus yoshinomiyai だと思います。大きいものは体長2mmくらいで、これらが無翅成虫でしょう。有翅虫はまだいません。このヨシノミヤアブラムシは最近の研究で、産卵を終えた無翅成虫と1齢幼虫がそれぞれ「兵隊」として外敵からの防衛を担う、社会性アブラムシであることが判明したそうです(こちらこちら)。




(2022.03.16・明石公園)

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