引き続き伐採木の樹皮下で見つけた虫。体長2mm足らずの小さな甲虫で、あやうく見落とすところでした。科の見当もつかないので、保育社の甲虫図鑑の頁を順に捲っていってカクホソカタムシ科のアナムネカクホソカタムシ Thyroderus porcatus にたどり着きました。カクホソカタムシ科 Cerylonidae は日本に8属15種に数種の未記載種、とあります。現在ではもっと増えているのかも知れませんが、こんな科の存在も知りませんでした。
前胸背板に深い窪みが2対あるのが和名の由来でしょう。
形が面白いので持ち帰ってスタック撮影。冷凍庫に放り込むと脚も触角も縮こまってしまい、小さなゴミもたくさん付いていますが、展足もゴミ取りも手に負えそうにないのでそのままです。
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