久しぶりにキバラヘリカメムシがたくさん集まっているとの情報を貰って、公園のニシキギを見に行きました。
知らせを受けてから2,3日過ぎていたせいか数は多くなかったものの、ニシキギの果実を吸汁している成虫がちらほら。
卵も数カ所で見つかりました。
長さ1.3mm前後の美しい卵です。孵化の際は色の薄い側に穴を開けて出てくるんだろうと思います。
8日後に見に行くと、卵塊の一つで孵化が始まっていました。
1齢幼虫は体長2.3mm前後。この卵殻から出てきたとは思えない大きさなのは、こちらやこちらと同じです。
上の写真にもちょっと写っていますが、他に比べて小型の幼虫が何匹か混じっていました。頭部や胸部、脚や触角は周りの連中とあまり変わらず、腹部だけ委縮したように見えます。
腹部の大きさが中間的な個体も見えるので、もしかしたら孵化後、葉からの吸汁によって腹部が膨らんでいく途中なのかとも思われます。卵殻から出てくる段階から観察できれば確認できることですが、そういう機会にはなかなか恵まれません。
2年前にマサキで見た2齢幼虫や、2齢への脱皮の様子はこちら、羽化はこちらに出しています。
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