いつもの公園のイタドリにヒメコブハムシ Chlamisus diminutus が来ていることを初めて知ったのは2年前の5月で、昨年も同じ季節に見ています。今年もそろそろ産卵の季節かと思って探しに来たのですが、何匹かの成虫は見かけたものの、産卵中の個体は見つかりません。すでに産み付けられて糞のケースに納まった卵はあちこちで見つかったので、かわりにそれらを撮影しておきました。
必ずかどうかは分かりませんが、これまでに見たところでは卵の入った“糞ケース”は常に葉柄の付け根に近い茎にくっつけられていました。ここでは3個産み付けられていますが、中央の糞ケースには小さな穴が開いています。
上から見ると左上のもう一つにも穴が見えます。母虫の作業ミスでしょうか。
糞ケースは上部に細長く伸びた突起がついているものが多いのですが、それが短かったり、全くないものもあります。
ここには4個並んでいますが、一番右の糞ケースには突起がないどころか、上部が開けっ放しです。
黄色の卵がむき出しですが、産卵の途中で邪魔でも入ったのか、あるいは材料が足りなかったのかも知れません。
この5個では上部の突起は短めです。母虫の個性でしょうか。
この日は合計五つの卵塊が見つかりましたが、孵化には早いのか、糞ケースを背負った幼虫は見かけませんでした。
糞ケースは私の老眼ではゴミにしか見えませんが、それが付着している茎には必ず表皮が齧られた跡があるので、それを目当てに探すと案外簡単に見つかります。
この成虫はちょうど葉柄の付け根でじっとしていたので、もしやこれから産卵か、と期待したのですがそのまま立ち去ってしまいました。邪魔が入ったので中止したのかな?
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