シャリンバイの葉の裏で蛾の卵塊を見つけました。ヤガ科の一種ではないかと思います。大半の卵が黒っぽく変色していたので、寄生バチでも出てこないかと期待して持ち帰ったのですが、早くもその日の夜、孵化してきたのは本来の蛾の幼虫たちでした。
2020年11月6日金曜日
ヤガの一種(?)の孵化
2020年11月3日火曜日
コナラの葉裏の不明幼虫
コナラの葉の裏にくっついていた幼虫です。ダニヒメテントウ属(Stethorus)かと思いましたが、以前見たものと比べるとかなり大型で、形も違います。他のテントウ類かも知れませんが、とりあえず甲虫類には間違いないでしょう。
2020年11月2日月曜日
コマユバチ科の一種
コナラの葉裏にいた小さなハチです。コマユバチ科 Braconidae の一種には間違いなさそうですが、亜科の見当はつきません。頭部と複眼が大きくてちょっと可愛らしい感じがします。触角が(片方切れていますが))体長より長く、腹部が小さいので♂かも知れません。
2020年11月1日日曜日
シリジロメナガヒゲナガゾウムシ
腐朽の進んだ伐採木の木口に集まっていたシリジロメナガヒゲナガゾウムシ Phaulimia confinis です。枯れ木の上などで時々見かける種で、以前のブログにも出していますが、こんなに多数集まっているのは初めて見ました。
2020年10月31日土曜日
シラカシムネアブラムシ
アラカシの葉の裏に白い綿毛のようなものが付いて風にそよいでいました。シラカシムネアブラムシ Xenothoracaphis kashifoliae だと思います。
2020年10月29日木曜日
ナシミドリオオアブラムシの有翅胎生雌と幼虫たち
いつもナシミドリオオアブラムシ Nippolachnus piri が繁殖しているシャリンバイを見に行くと、多くの葉の裏で大きな有翅成虫1匹と多数の小さな幼虫からなるコロニーが見られました。
2020年10月28日水曜日
Aaroniella sp.(クロフチャタテ科)
以前のブログでも何度か出しているクロフチャタテ科 Aaroniella 属の一種です。樹幹で見つかる種で、多くの場合樹皮の凹凸の間に細い糸を縦横に張ってその下に潜んでいます。糸には排泄物と思われる粒々がちりばめられ、扁平な体型や姿勢、黒っぽい体色とも相俟って隠蔽効果満点で、慣れないとなかなか目にとまりません。反面カムフラージュに自信があるせいか動きは鈍重で、数センチの距離にレンズを近づけてしつこく撮影を続けてもまず逃げ出すことのないチャタテです。