この10年来、毎年のようにニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum の発生を見ているクロガネモチの木で、赤い実のついた枝に多数の♂たちが集まっていました。実の中で羽化し、脱出してくる♀を待ち受けているので、こちらも♂と一緒に待っていれば♀の誕生を見ることが出来るはずです。スチール写真は以前にも撮ったことがあるので、今回は動画でその瞬間を狙うことにしました。
今回は静止画は撮らなかったので、上の写真は二つ目の動画からの切り出しです。
たくさんの実をつけたクロガネモチの枝のあちこちに♂が集まっている中で、特にその動きの激しい場所があれば♀の出現が近い徴です。今回は午前中一杯粘って2匹の♀の脱出を撮ることが出来ました。普段は持ち出すことのない三脚を準備し、風に揺れる枝をカメラ側から伸ばした半田付け用のアームの先に固定して撮影しています。背景音は鳥の声に散策する人の声、公園の樹木を伐採するチェーンソーの音に遠くを走る電車の音等々です。
たくさんの実をつけたクロガネモチの枝のあちこちに♂が集まっている中で、特にその動きの激しい場所があれば♀の出現が近い徴です。今回は午前中一杯粘って2匹の♀の脱出を撮ることが出来ました。普段は持ち出すことのない三脚を準備し、風に揺れる枝をカメラ側から伸ばした半田付け用のアームの先に固定して撮影しています。背景音は鳥の声に散策する人の声、公園の樹木を伐採するチェーンソーの音に遠くを走る電車の音等々です。
まず1匹目。
次は2匹目。♀は動画の途中で一度頭を出しますが、頭上♂たちの争いに怖れをなしてか、引っ込んでしまいます。
このニッポンオナガコバチについては以前のブログをはじめたころから何度も記事を書いていますが、その主なものは昨年9月のクロガネモチの実に産卵するニッポンオナガコバチの末尾にリンクをまとめています。
(2020.11.17・明石公園)
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