トウネズミモチの、白い蕾をつけた枝の間に子グモの団居(まどい)ができていました。ジョロウグモ Trichonephila clavata だと思います。四つほどの塊に分かれていましたが、同じ一つの卵嚢から出てきた兄弟たちなのか、それぞれ別の卵嚢から生まれたものなのか分かりません。ジョロウグモは大型のクモとしてはこの公園で最も目につく種ですが、秋も遅くなってから産卵し、卵嚢を守る♀の姿が年を越しても見られることがあります。
子グモの体長は1.7mmほどです。枝に触れるとクモの子を散らしてしまうので、アップを撮るのにはちょっと苦労しました。
(2024.05.21・明石公園)
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