サクラの葉を見上げながらムネアカアワフキ Hindoloides bipunctata を探していると、ちょうど交尾中のペアがいました。
図鑑やネット情報によると赤い部分が小楯板だけなのが♂で、それが前胸背まで拡がっているのが♀ということなので、画面右が♀でしょう。体のサイズも♀の方が大きいようです。ただし赤い部分については、多くの個体の中には中途半端で判別の難しいものも結構見つかります。
後ろから。
サクラの枝先でよく見つかる貝殻状の物体がこのムネアカアワフキの幼虫巣だということは最近になって教えてもらったのですが、葉に産卵しているのはちょっと意外でした。孵化後しばらくは葉から吸汁するのか、あるいはすぐに枝先に移動するんでしょうか。孵化直後の幼虫を見たいものです。
(2025.05.01・明石公園)
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